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超高齢化社会を迎える
日本人と健康

超高齢化社会を迎える日本人と健康

平均寿命より約10年短い日本人の健康寿命

日本人の平均寿命は男性が80.21歳、女性が86.61歳と、男女ともに世界のトップクラスです。総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は世界に類を見ない早さで増えており、それに伴って、認知症や生活習慣病、関節疾患などのために介護が必要になる高齢者も増加しています。つまり、日本人の寿命は延びていても、日中も主にベッドの上で生活せざるを得ないといった状態のお年寄りも少なくないということです。

介護などを必要とせず日常生活に制限のない期間を「健康寿命」をといいますが、日本人の健康寿命は平均寿命よりかなり短いのが現状です。両者の差は「健康ではない期間」を意味しますが、2013年には男性9.02年、女性12.40年もありました。今、単に長生きするだけではなく、健康寿命をいかに伸ばすかが、非常に大きな課題になっています。

主要国における高齢化率の推移
主要国における高齢化率の推移

各国に関しては、UN.World Population Prospects:The 2015 Revisionのうち中位推計。日本に関しては、2010年以前は総務省統計局「国税調査」、2015年は、総務省統計局「人口推計」(平成27年国勢調査人口速報集計による人口を基準とした平成27年10月1日現在確定値)、2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」(出生中位・死亡中位推計) 

健康寿命と平均寿命の推移
健康寿命と平均寿命の推移
  • ・平均寿命:2010年は厚生労働省「完全生命表」、それ以外は「簡易生命表」
  • ・健康寿命:2013年は厚生労働省が「国民生活基礎調査」を基に算出、それ以外は厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」

出典:「平成28年版厚生労働白書」厚生労働省

日本の高齢者に多い低栄養傾向

多くの人にとって寿命を縮める大きな要素は、過剰な栄養と低栄養の2つです。高齢者には低栄養が多く、65歳以上全体で16.7%、80代後半になると29.1%もの人が低栄養傾向にあることがわかっています。低栄養の状態が続くと、認知機能の低下、筋肉減少の他、様々な弊害をもたらす可能性大。栄養をバランス良く摂取することが大切ですが、あっさりしたものを好む高齢者は、特に意識して動物性たんぱく質と油脂を摂るようにしましょう。たんぱく質は筋肉や内臓などを作るもととなり、油脂は細胞膜や血管の原料になる、いずれも健康寿命を伸ばすために必要不可欠な栄養です。食習慣と余命の関係の調査で、油脂類をよく摂取する高齢者ほど長生きするという結果も出ています。

低栄養傾向の高齢者の割合(65歳以上、男女計、年齢階級別)

低栄養傾向の高齢者の割合

参考:「健康日本21(第2次)」の目標
低栄養傾向(BMI20以下)の高齢者の割合の増加の抑制
目標値:22%

出典:「平成27 年国民健康・栄養調査結果の概要」厚生労働省

現代女性の健康課題と企業・社会への影響