佐藤秀美先生監修
日本の食卓にも合うエクストラバージン
オリーブオイル料理レシピrecipe
エクストラバージンオリーブオイル
ケチャップ味噌たれ
材 料(作りやすい分量)
- トマトケチャップ大さじ1(18g)
- 味噌大さじ1(18g)
- エクストラ・バージン・
オリーブオイル大さじ1(18g)
作り方
- トマトケチャップを電子レンジで加熱する。(加熱目安時間:500Wで30~40秒)
- あら熱が取れたら、味噌、オリーブオイルを加えて、よく混ぜ合わせる。
★相性の良い具材:鮭、じゃがいも、焼き豆腐など
★常温保存の場合は4〜5日で、冷蔵庫保存の場合は10日くらいを目安に使いきりましょう。
調理のポイント
ケチャップを加熱すると、まろやか&うま味アップ。濃厚な味わいに。
- ケチャップ特有の酸味や匂いの元となる成分は揮発性成分。
電子レンジ加熱で、酸味や匂いを抑えると、「まろやか」な味わいに。 - 加熱して水分が蒸発すると、ケチャップのうま味成分(グルタミン酸とグアニル酸)が 濃縮されて、うま味が強まる。
栄養のポイント
トマトのリコピンとβカロテンはオリーブオイルと合わせることで吸収率アップ
- リコピンとβカロテンは脂溶性。オリーブオイルと合わせることで、吸収率がぐんとアップ。
ケチャップと味噌の抗酸化物質で、免疫細胞を活性酸素から守る
- ケチャップのリコピンは強い抗酸化物質。味噌の褐色色素(メラノイジン)もまた抗酸化物質。免疫細胞が活性酸素でダメージを受けるのを防ぐ。
味噌にケチャップを合わせることで、塩分量50%カットの減塩タレに
- ケチャップの酸味とうま味の効果で、味噌の量が少なくても、塩分の物足りなさを感じさせない。
多種類の抗酸化物質が同時に摂れるので、体全体の抗酸化に役立つ
- 抗酸化物質は種類によって体内で作用する場所が異なるため、色々な種類の抗酸化物質を一緒に摂ることで、体全体の抗酸化に役立つ。
*具材に含まれる抗酸化物質
- ・味噌 : 褐色物質(メラノイジン)
- ・トマト : βカロテン、リコピン、ビタミンC、ビタミンE、
- ・オリーブオイル : ポリフェノール、βカロテン、ビタミンE
*抗酸化物質に期待される健康効果
- ・老化の進行抑制(シワや肌荒れ予防)
- ・生活習慣病予防(動脈硬化予防、ガン予防)
- ・抗疲労(疲労回復、疲労しにくい状態)
- ・免疫力の低下抑制(活性酸素による免疫細胞のダメージを抑える)