佐藤秀美先生監修
日本の食卓にも合うエクストラバージン
オリーブオイル料理レシピrecipe
エクストラバージンオリーブオイル
免疫力アップ・ジュース
材 料(2人分)
- 野菜ジュースカップ1(200ml)
- キノコ(エノキダケ等、お好み)30g前後
- オレンジまたは緑黄色野菜
(生または冷凍品)100g(オレンジの場合は
1/3個分相当) - オリーブオイル小さじ2
作り方
- キノコの根元を切り落とし、ざく切りにし、耐熱容器に 入れて電子レンジで加熱する。
(生の野菜を使う場合には、下処理をしてキノコと 一緒に器に入れて、電子レンジ加熱。) - オレンジは皮をむき、ざく切りにする。
野菜ジュースに、1のキノコなど、オレンジ、オリーブオイルをミキサーに入れて撹拌する。
栄養のポイント
果物や野菜、キノコはミキサーによる細胞破壊で、栄養成分の吸収率アップ
野菜やキノコは細胞の集合体で、栄養成分は細胞内に存在。 植物の細胞は細胞壁(食物繊維)に囲われているので、ミキサーなどで 細胞を破壊した方が、細胞内の栄養成分の吸収率が高まる。
キノコと果物/野菜で免疫力アップ
- キノコのβグルカンをはじめ、種々の微量成分は、免疫賦活作用を示すことが明らかになっている。免疫賦活作用の強さは下段の通り。
(椎茸レンチナンは日本の医療現場でガン治療に使用される成分。
舞茸MD-フラクションはアメリカでがんの治療目的で臨床試験が行われている) - 果物/野菜のβカロテン、ビタミンC、ポリフェノールなどは
直接的または間接的に免疫賦活に役立つ
果物/野菜の脂溶性ビタミンは油と一緒に摂ると、吸収率アップ
果物/野菜の脂溶性ビタミン(カロテノイド、ビタミンE、ビタミンK)はオリーブオイルとの組み合わせで、吸収率が高まる。カロテノイドやビタミンEには抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に役立つ。ビタミンKは骨粗鬆症の予防に役立つ。
「果物/野菜+オリーブオイル」で体全体の抗酸化
果物/野菜に含まれるビタミンEやC、βカロテン、ポリフェノール等、また、オリーブオイルに含まれるβカロテンやビタミンE、ポリフェノール等は全て抗酸化物質。 ⇒抗酸化物質は種類によって体内で作用する場所が異なるので、色々な種類の抗酸化物質を一緒に摂ることで、カラダ全体の抗酸化に役立つ。
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